監視カメラを用いたメーター読み取りシステム

＜現場自動化市場への画像解析技術（AI）を用いたソフトウェア分野にTry＞

システム概要

監視カメラを活用してメーターを読み取る機能を備えた画期的な開発です。
従来の見回りや点検業務を大幅に効率化し、省人化を実現します。対応するメーターはアナログメーターや７セグメーターで、
今後も対応メーター型は順次追加予定です。エッジAI技術を駆使して、リアルタイムでの解析が可能です。
（このシステムはアムニモ株式会社製のAIエッジゲートウェイ「AX11」等にて動作します。）
アムニモ株式会社のAIエッジゲートウェイ「AX11」についてはこちらのサイトをご参照ください。
AIエッジゲートウェイ_アムニモ

機能の見込み

同じ画角内で最大3台のメーターを解析することができます。また、2フレーム/秒のリアルタイム解析を実現しており、
非常に高い解析速度を誇ります。解析用カメラはAX11ごとに1台まで対応しているため、柔軟な運用が可能です。

開発の経緯

このシステムは従来のメーター読み取り業務の効率化を目指して開発されました。特に、工場やプラントなどの現場では、
定期的なメーターの見回りが必要とされており、これには多くの労力と時間がかかります。特に夜間や休日の点検では、
人員の確保が困難であり、異常の早期発見が課題となっています。
一方で、専用カメラを用いたメーター読み取りは、カメラの台数や設置スペースの問題で導入が難しいシーンが多くあります。
このような背景から、2023年にアムニモ株式会社（横河電機株式会社の連結子会社）が運営するAIパートナープログラムに加入し、
同社が提供するAIエッジゲートウェイ「AX11」を活用した監視カメラ連携型のメーター読み取りシステムの開発に至りました。

期待される効果

•PTZ制御とスケジューリング機能: 1台のカメラで複数のメーターに対応できるため、
コスト効率が高く、設置場所に応じた柔軟な運用が可能です。

•多用途利用: メーター読み取り専用機とは異なり、通常の監視カメラとしても利用できるため、
既存の監視カメラシステムと併用することが可能です。

「監視カメラを用いたメーター読み取りシステム」を導入することで、点検業務の効率化と省人化を実現し、運用コストの削減に貢献します。
新しい時代のメーター管理ソリューションとして、ぜひご検討ください。